釜石生まれで盛岡在住の男が、岩手のニュース・イベント・観光・スポーツを紹介します。
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2012年05月07日 (月) | 編集 |


新聞休刊日なので、紹介できる記事もない日なわけですが、こうやって
休刊日が設けられている割には、新聞の宅配の値段は一緒になっていますね。

休みが月によって違うのに、何故にその料金は一律何円なのか。
休んだ分は値引きするべきではないのか。よく言われていることですね。

恐らく年間の休日を見越して、按分した額を月の料金にしていると
言うのでしょうが、どうも高いところから物を言っているもしくは、
愚民にはそれで丁度いいでしょってな感じが伝わってくる事例でもあります。
新聞取ってない家も増えてきているでしょうに、斜陽産業であるという
認識がないのかなと思うわけですが。

今日書くことは、このことと同じような話になります。気働きって言葉、
今じゃ聞くこともないと思いますが、ご存知でしょうか。時代劇だったり、
落語がお好きな方なら、聞いたことがあると思うのですけども。

「あいつァ気働きのできるいい男だ。おい、○○。あいつにひとつ
酒でも届けてあげな。」

鬼平犯科帳などで、長谷川平蔵のセリフにありそうです。その場の状況に
応じて、機転が利くことを言うのですが、マニュアルに従って生きている人が
多い今の世では、気が利いてるねえなんてのは、望むべくもないことなのかも
しれません。

実は先日、携帯電話を拾いました。忙しいさなかでしたが、困っていると
思って、仕事中だったのですが、アポの時間をずらして届けることにしました。

行った先は販売店です。警察に行くのも考えたのですが、持ち主に連絡して
もらったほうが早いのかなと思ったので、一番近かった販売店に行って
みました。

入った瞬間、嫌な雰囲気。照明は暗いし、人の顔も暗い。こりゃあ早く出たいなと
思っていましたが、残念ながら20分ぐらい待ちぼうけです。ようやっと
呼ばれたので、「これ拾ったんですけど...」と言ったらば、迷惑そうな顔で、
「最寄りの警察にお持ちください」

最近は個人情報保護だとかで、色々うるさいのはわかっているけど、
あんたのところのお客さんが困っているだろうに、調べて連絡してあげるって
いう考えは及ばないの?と思いましたが、言ってもどうしようもないと
思ったので、今度は交番に行くことにしました。というか、最初から警察に
行くのはやぶさかではなかったのですけど、困っているお客さんに早く連絡して
あげたほうがいいだろうと思って行っただけなんですけども。

交番で色々話したことは割愛しますが、気働きができないというか、
融通が利かないというか、ホントどうしようもないねという話をしてきました。
落とした人はたぶん携帯電話会社に連絡して、ロックの手続きを取るでしょうから、
落としたものが届いていれば、安心でしょう。

落とした人が警察にも連絡すればいいのでしょうし、警察が本人に連絡を取れたら、
それもいいでしょう。でも自分が思うに、ちょっと機転を利かせることができれば、
早く解決するんじゃないかなと。気働きができたらなと。そう思うのです。

今はそれさえできない、人情紙風船な世の中なのはわかっているけれど、
おもてなしなんてことをいうこの町なら、もうちょっと気を利かせたらどうなのよ
と思うのです。

期待するからバカを見ると、私の昔の会社の先輩がよく言っていました。
その人に限らず、盛岡の人はこれをよく言ってたけど、私はそれに相入れるつもりは、
今も昔もありません。

それで損をするとか得をするとか、そんな発想もないです。こんな私を、
損ばかりしていると言っていた先輩も多くいましたが、俺はこれでいいんです。

私は東京にいた時、下町で暮らしていました。地元の古老によく言われたもんです。
「オメェは江戸っ子より江戸っ子らしいな」

時代劇や落語から学ぶところはとても多く、私は人付き合いや生き方の殆どを
学びました。盛岡はいろんなところの影響を受けている町ですが、江戸の影響を
大きく受けているとは感じません。京都や半島の影響を感じることが多いですけども。

いずれにしても、この会社のサービスは今後も使えないですね。
自分がもし携帯電話を落として、こういう扱いをされると思うと。

昔の近江商人には、「三方よし」という考えがあったそうです。
「自分よし・相手(客)よし・世間(社会)よし」
Win-Winの関係なんて言うよりも、私にはしっくり来る言葉です。
周りを幸福にするという考えを持たないと、商売は成功しません。
古から、日本人というのはそれをよくわかっていたんでしょうね。

サービス業とはいえませんが、私の仕事もお客さんがいて成り立っています。
利益を出すのも当然ですが、お客さんに喜んでもらいたいといつも思っています。
また、その仕事が世間様から後ろ指を指されるようでは、真の成功とは言えません。

自分さえ良ければそれでいいという風潮が、ずっと続いていますが、その考え方では
長く発展を続けるということはできないでしょう。大きな企業ほど、このことに
気付かなければいけないと思うのですが、自分もそういうところで多くの人を使っていた
時に、周りはそんな奴ばかりでしたので、なかなか変えられるものではないということも
わかっています。しかしどんなことでも、現状維持さえ難しいのが今の世の中です。
ちょっと油断をすれば、足を掬われる。だから真摯に生きて行かなければいけないと、
私は思っています。

誰かに何をしろと強制するつもりはないですが、自分がその立場になったらどうする
という視点は、こんな世の中だからこそ、大事にしたいと思いますね。他人がどうで
あろうと。


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ジャンル:日記
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